人工知能チップメーカーのセレブラス・システムズ(CBRS)は、新規株式公開(IPO)価格を当初の想定価格帯の上限を大幅に上回る水準に設定したことで、木曜日のIPO初日に株価が急騰した。 セレブラスは水曜日遅く、IPO価格を1株あたり185ドルに設定し、3,000万株を発行すると発表した。これは、当初想定していた150ドルから160ドルの価格帯を上回る水準だ。また、引受会社には最大450万株の追加購入オプションを付与した。 MTニュースワイヤーズの試算によると、引受会社が追加購入オプションを全額行使した場合、IPOによる調達額は最大63億8,000万ドルに達する可能性がある。 木曜日のナスダック市場での取引開始価格は350ドルだった。Yahoo Financeのデータによると、セレブラスの株価は直近で75%上昇し324ドルとなり、時価総額は700億ドルを超えた。 IPOは金曜日に完了する見込みだ。 ハードウェア分野でNVIDIA(NVDA)やAMD(Advanced Micro Devices)などと競合するCerebrasは、2025年の純利益が1株当たり1.38ドル、売上高が5億1000万ドルだったと発表した。これは、2024年の1株当たり損失9.90ドル、売上高2億9030万ドルと比較すると大幅な改善となる。 同社はまた、Amazon(AMZN)Web ServicesやMicrosoft(MSFT)Azureといったクラウドサービスプロバイダーとも競合している。 先月、同社は8ヶ月間で28億5000万ドルの資金調達を行ったと発表した。これには最大8億5000万ドルの新規融資枠も含まれる。Cerebrasは2025年10月に株式公開計画を撤回した。 今年初め、CerebrasはOpenAIの顧客向けに750メガワットのウェハースケールシステムを導入することで合意した。この契約は200億ドル以上と評価されている。
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