-- 米民間部門の雇用者数は4月に1年以上ぶりの速いペースで増加したことが、ADP(米国雇用統計局)のデータで水曜日に明らかになった。これは、今週後半に発表される公式雇用統計を前にしたものだ。 給与計算処理会社ADPによると、民間部門の雇用者数は先月10万9000人増加し、2025年1月以来の速いペースとなった。ブルームバーグがまとめた調査では、市場予想は12万人増だった。 ADPのデータによると、3月の雇用者数は6万2000人から6万1000人に下方修正された。 「ADP雇用統計における民間部門の雇用者数の増加は、労働市場が安定しているだけでなく、イラン内戦勃発にもかかわらず、市場が回復に向かっている可能性を示唆している」と、オックスフォード・エコノミクスの米国担当シニアエコノミスト、マシュー・マーティン氏はMTニュースワイヤーズに送付したレポートの中で述べている。 「もしこのシグナルが金曜日に発表される公式統計に反映されれば、損益分岐点が低いことを考慮すると、失業率は低下する可能性が高い。損益分岐点の失業率はほぼゼロと推定される。」 ブルームバーグがまとめた調査によると、労働統計局が金曜日に発表するデータでは、4月の非農業部門雇用者数は6万5000人増加したとみられ、3月の17万8000人増から減少する見込みだ。失業率は4.3%で横ばいと予想されている。 ADPによると、サービス部門は先月9万4000人の雇用を創出し、教育・医療サービス部門が6万1000人増加したのが牽引役となった。貿易・運輸・公益事業部門は2万5000人増加して回復したが、専門・ビジネスサービス部門は8000人減少した。財生産部門の雇用は1万5000人増加した。 「大小問わず多くの企業が雇用を増やしているが、中規模企業では伸び悩んでいる」と、ADPのチーフエコノミスト、ネラ・リチャードソン氏は述べた。「大企業は投入できるリソースが豊富であり、中小企業は最も機敏に対応できる。複雑な労働環境において、これらはどちらも重要な強みとなる」。 ADPによると、4月には大企業と中小企業を合わせて10万人以上が雇用され、中規模企業は2,000人の雇用を創出した。 報告書によると、既存社員の年間賃金上昇率は前期比で4.4%とやや鈍化した一方、転職者の賃金上昇率は6.6%で横ばいだった。 火曜日、労働統計局(BLS)は、3月の求人数は減少したが、雇用数は増加したと発表した。
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