水曜日の早朝、米国がイランとの停戦を延長する一方で同国の港湾封鎖を継続したこと、そしてイランがペルシャ湾で船舶を攻撃し、封鎖解除まで米国との協議を拒否したことを受け、原油価格は上昇した。 6月渡しのWTI原油は0.15ドル高の1バレル89.82ドル、6月渡しのブレント原油は0.42ドル高の1バレル98.90ドルで取引された。 原油市場は、米国によるイランへの攻撃の動向に引き続き反応している。この攻撃によりホルムズ海峡が封鎖され、日量石油需要の20%を供給するペルシャ湾岸諸国からの原油輸送が滞っている。トランプ米大統領は火曜日、イランへの攻撃に関する停戦を延長したが、イランの港湾封鎖の解除は拒否した。イランは、戦争終結に向けた交渉再開と船舶のホルムズ海峡通過再開の条件として、封鎖解除を主要な要求事項としている。 「原油価格は乱高下を続けているが、トランプ大統領がイランとの停戦を延長したことで、ブレント原油は1バレル100ドルを下回っている。イランが交渉を拒否し、米国が海上封鎖を継続しているため、和平交渉は依然として停滞している。その結果、ホルムズ海峡が事実上閉鎖されたことで、原油の流れは継続的かつ深刻に、そして今後さらに悪化する可能性がある」と、サクソバンクの商品戦略責任者であるオレ・ハンセン氏は記した。 米国の停戦合意にもかかわらず、イランは水曜日に2隻の船舶を攻撃した。ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、砲艦がコンテナ船と別の正体不明の船舶を攻撃したと報じた。一方、米軍はインド洋で制裁対象となっているタンカーに乗り込んだ。 ある報告書によると、米国の原油在庫は先週減少した。 Investing.comによると、米国石油協会(API)が発表した週次調査では、先週の原油在庫は440万バレル減少した。これは、市場予想の100万バレル減を下回る結果となった。エネルギー情報局(EIA)は、水曜日の午前中に公式の在庫データを発表する予定だ。
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