東京証券取引所は、コンプライアンス上の懸念から、3社に対し個別の監督指定を行ったと、同取引所の公式ウェブサイトで発表した。
nmsホールディングス(TKO:2162)は、ワールドホールディングスによる買収提案を承認したことを受け、5月29日から「監理銘柄(確認中)」に指定された。この買収提案は、現金化または株式併合による上場廃止につながる可能性があり、少数株主の保有株数が1株未満となる恐れがある。
プライム市場に上場しているビーウィズ(東証:9216)も、規定の改善期間内に上場維持要件を満たす可能性が低いと判断されたため、6月1日から同様の指定を受けた。
一方、グロース市場に上場しているメディカルネット(東証:3645)は、6月1日から「「監理銘柄(調査中)」」に指定された。
この調査指定も、同社が改善期間内に上場維持要件を満たすことができないことを反映しているが、市場区分変更の可能性に関する審査が保留中であることに特に関連している。
これら3つの指定は、東京証券取引所が上場廃止基準を満たしているか否かについて最終決定を下すまで有効となる。
これらの措置は、上場企業が上場維持基準を遵守しているかどうかについて、取引所が継続的に監督していることを示す。