日本株式市場は、原油価格の上昇が世界の債券市場を揺さぶり、インフレの高進が中央銀行を再び金融引き締めに追い込むとの投資家懸念を煽ったことを受け、下落した。
日経平均株価は1019.9円(1.5%)安の6万5195.43円で取引を開始した。
原油はホルムズ海峡での輸送を脅かす米イラン間の緊張激化を背景に3日続伸し、90ドルを上回る水準まで上昇した。
原油高を受け世界の債券利回りは2008年以来の高水準まで上昇したが、これはインフレ再燃を抑えるためFRB(米連邦準備制度理事会)が利上げに踏み切るとの見方が投資家の間で強まったためである。
米国のインフレ率が依然としてFRBの目標2%を上回る中、投資家は現在、金融政策のさらなる手がかりを得るため、金曜日発表の米雇用統計に注目している。