住友金属鉱山(TYO:5713)は、人工知能関連技術の普及に伴う先端材料需要の拡大を受け、2026年度第1四半期の利益が200%以上急増した。
同社が月曜日に発表した決算報告によると、株主に帰属する利益は前年同期の274億円から221%増の879億円に急増し、希薄化後1株当たり利益は前年同期の100.27円から326.62円に増加した。
売上高は前年同期の3796億円から42%増の5401億円となった。
同社は、この増益の要因として、中東危機によるコスト増を相殺する金属価格の上昇と、データセンター向け電子部品に使用される先端材料の需要増を挙げている。
同社は5月12日から28日にかけて、200億円を投じて206万5800株の自社株買いを実施した。自社株買いの価格は前年の150億円を上回る。
一方、この鉱業・非鉄金属会社は、銅・金価格およびエネルギー価格が高止まりし、AI技術向け先端材料の需要が堅調に推移するとの見通しに基づき、2027年度通期の業績予想を引き上げた。
同社は、株主に帰属する利益が前年比23%増の2160億円、1株当たり利益(EPS)が803.95円になると予想している。これは5月に発表した株主に帰属する利益1390億円、EPS 518.08円を上回る。売上高は通期で前年比19%増の2兆650億円になると予想しており、これは従来の見通しである1兆8830億円を上回る。
住友金属の株価は終値で12%上昇した。