三菱ケミカルグループ(東証:4188)は、建設の遅延、複雑な契約、そして世界的なインフレに伴う原材料費と人件費の高騰により、当初の想定を大幅に上回る費用が発生したことを受け、英国のSoarnoLTM工場への投資計画を修正した。
同社は、3月31日を期末とする会計年度において、SoarnoLTM関連の固定資産(これまでに発生した投資関連費用を含む)について、約300億円の減損損失を計上する見込みであると、水曜日に東京証券取引所に提出した書類で明らかにした。
この減損損失は、2月5日に発表した連結業績予想には織り込まれておらず、同社は投資額増加の影響を含めた通期業績を現在見直し中であるとしている。
今回の計画変更にもかかわらず、三菱ケミカルは、SoarnoLTMが同社の化学品事業を先導する中核的な役割を果たすことから、新工場は2027年度に操業開始予定であると改めて表明した。