モルガン・スタンレーは火曜日のレポートで、アップル(AAPL)の2026年世界開発者会議(WWDC)は、予想よりも早くAIを収益化するための「より明確な」道筋を示したものの、Apple Intelligenceの改善は段階的に進むことも明らかにしたと述べた。 同投資会社は、このイベントでApple IntelligenceプラットフォームとSiri機能が明らかにアップグレードされ再構築されたこと、そして機能展開のタイミングがより明確になったことが示された一方で、サードパーティ製アプリとの連携が限定的であること、欧州連合(EU)や中国で利用できないこと、高度なエージェントワークフローが最小限であることなど、いくつかの欠点も明らかになったと指摘した。 アップルは「すべての要件を満たした」わけではないものの、WWDC 2026は正しい方向への明確な一歩だったとモルガン・スタンレーは述べ、収益化の機会が「やや明確かつ近い将来」に実現するとの見通しを反映し、2027年度の1株当たり利益予想を10.23ドルから10.30ドルに引き上げた。また、株価収益率(PER)もアップルの過去最高値に近い水準に設定したとレポートは伝えている。 モルガン・スタンレーは、今後の株価上昇要因として、6月期決算、9月期業績見通し、9月中旬に予定されているiPhone 18および初の折りたたみ式iPhoneの発売、そして秋に予定されているApple IntelligenceとSiri 2.0のリニューアルを挙げた。 モルガン・スタンレーはアップル株の投資判断を「オーバーウェイト」に据え置き、目標株価を330ドルから360ドルに引き上げた。
Price: $293.76, Change: $-7.78, Percent Change: -2.58%