F5(FFIV)の第3四半期決算は、主にシステム部門の業績向上と粗利益率の改善により、市場予想を上回った。これは、製品の刷新が継続し、AIのユースケースが拡大していることに加え、製品構成の変化とメモリ価格の安定化が利益率向上に貢献したためだと、モルガン・スタンレーは火曜日に発表した。 AI顧客は前年同期比50%増、AIセキュリティ顧客は前四半期比100%増となったものの、いずれも規模が小さく、取引規模も異なるため、2026年度の売上高に占めるAIの割合を3~5%以上と予測するのは難しいと、モルガン・スタンレーは指摘した。そのため、現時点ではF5の株価にプレミアムを付与する余地は限られていると、同証券会社は述べている。 モルガン・スタンレーは、F5がデータ主権投資から恩恵を受けていることを好感しており、データ主権投資の重要性は今後も高まると予測している。 証券会社は、2026年度の調整後EPS予想を従来の17.57ドルから17.34ドルに下方修正した。これは、第4四半期のEPS予想を従来の4.50ドルから4.26ドルに引き下げたことによる。一方、2027年度の調整後EPS予想は17.77ドルから18.20ドルに引き上げた、とレポートは付け加えている。 モルガン・スタンレーはF5の投資判断を「イコールウェイト」に据え置き、目標株価を380ドルから415ドルに引き上げた。
Price: $408.32, Change: $+0.36, Percent Change: +0.09%