シスコシステムズ(CSCO)のハイパースケーラーとのパートナーシップ拡大は、同社にとって大きな成果をもたらしており、経営陣が人工知能(AI)関連の受注急増を見込んでいることがその証拠だと、モルガン・スタンレーは木曜日に電子メールで送付したレポートで指摘した。 ファクトセットの議事録によると、チャック・ロビンス最高経営責任者(CEO)は水曜日の決算説明会で、第3四半期の製品受注総額は前年同期比35%増となり、ハイパースケーラーからの受注が3桁成長を記録したことがその原動力となったと述べた。 ロビンスCEOはアナリストに対し、ハイパースケーラー(大手テクノロジー企業)からのAIインフラ受注は前年同期の6億ドルから19億ドルに増加し、年初来の受注額は2026年度の目標額である50億ドルを上回ったと語った。 ロビンスCEOは、シスコは2026年度のハイパースケーラーからのAIインフラ受注額を約90億ドルと見込んでおり、これは2025年度の4.5倍に相当すると付け加えた。 「過去5年以上にわたり、ハイパースケーラーとの関係強化と、光技術およびシリコン技術を通じた差別化戦略の模索に注力してきた努力が実を結びつつある」とモルガン・スタンレーは述べている。 同証券会社はシスコの目標株価を91ドルから120ドルに引き上げ、投資判断を「オーバーウェイト」に据え置いた。シスコ株は木曜日の取引で15%急騰し、年初来の上昇率は52%に達した。 シスコは水曜日遅くに予想を上回る第3四半期決算を発表したが、同時に数千人規模のリストラ計画も発表した。 「今後の株価動向は、AI分野での受注継続、AIへの企業投資の活用、セキュリティ事業の業績改善、そして事業効率化による粗利益率への製品構成の影響管理能力の発揮にかかっている。これにより、EPS予想の上方修正が可能となるだろう」とモルガン・スタンレーは指摘している。
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