モルガン・スタンレーは木曜日のレポートで、パロアルトネットワークス(PANW)、オクタ(OKTA)、セイルポイント(SAIL)は、自律型AIエージェントの普及に伴うセキュリティリスクの高まりを受け、企業が新たなアイデンティティセキュリティアーキテクチャとプラットフォームへと移行する動きから恩恵を受ける有利な立場にあると指摘した。 モルガン・スタンレーのアナリストは、エージェント型アイデンティティ市場は今後数年間で600億ドル以上の市場規模になると予測している。アイデンティティセキュリティソリューションは、AIエージェントに対応するため、アクセスおよびガバナンスに関する意思決定をリアルタイムかつ大規模に行えるよう、機能を拡張する必要がある。 レポートによると、このアーキテクチャの転換により、アイデンティティセキュリティはプラットフォームへと移行する。断片化されたツールでは、現代の攻撃に対応できなくなる可能性があるからだ。 パロアルトネットワークスは特権アクセス管理機能、セイルポイントはアイデンティティガバナンスおよび管理機能を通じてリアルタイムの行動分析において優位性を持っているものの、オクタはより包括的なプラットフォームを市場に投入する先駆者と見なされている、とアナリストは述べている。 しかし、アナリストらは、パロアルトネットワークスのサイバーアーク事業が、データと顧客基盤の両面で最も強力な地位を築いていると指摘した。 セイルポイントも、エージェント型アイデンティティセキュリティにおけるアイデンティティガバナンスの重要性から高く評価されているが、株式保有比率の高さが株価を同業他社並みに押し上げる上での障害となっていると、レポートは述べている。 モルガン・スタンレーは、3社すべてに対し「オーバーウェイト」の投資判断を維持し、オクタの目標株価を115ドルから180ドルに、セイルポイントの目標株価を18ドルから22ドルに引き上げた。
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