-- マスターカード(MA)の第1四半期決算はウォール街の予想を上回ったものの、同社は中東紛争が国境を越えた旅行支出に影響を与えていると述べた。 調整後1株当たり利益は、3月までの3ヶ月間で前年同期の3.73ドルから4.60ドルに増加し、ファクトセットが調査したコンセンサス予想の4.41ドルを上回った。売上高は16%増の84億ドルとなり、市場予想の82億6000万ドルを上回った。 投資家向け説明資料によると、国境を越えた取引量は13%増加したが、第4四半期の14%増から減速した。 ファクトセットの議事録によると、最高財務責任者(CFO)のサチン・メーラ氏は決算説明会で、第1四半期は旅行関連支出と旅行以外の支出がともに増加したものの、3月のイラン戦争の影響で「国境を越えた旅行に一定の影響が出た」と述べた。 4月(火曜日まで)のクロスボーダー取引量は前年同期比9%増となり、第1四半期の実績と比べるとさらに減速した。 メーラ氏はアナリストに対し、「中東における紛争の継続によって、不確実性が高まっている時期に事業を展開している」と述べた。「2月末の紛争勃発以来、渡航制限や世界のエネルギー供給量の減少が見られる」と付け加えた。 株価は木曜日の取引で3.7%下落し、年初来では11%安となっている。 第1四半期の総ドル建て取引量は、現地通貨ベースで7.3%増加し、2兆7030億ドルに達した。 マスターカードは、第2四半期の年間売上高について、調整後ベースで10%台前半の成長を見込んでいると、プレゼンテーション資料で発表した。市場予想は91億1000万ドルとなっている。 「紛争は(第2四半期に)終結し、それに伴う逆風は(第2四半期に)最大となり、その後、下半期にかけて徐々に回復していくと想定している」とメーラ氏はアナリストに語った。 マスターカードは、2026年の非GAAPベースの売上高成長率見通しを維持した。この見通しでは、同社は年間を通じて10%台前半の成長率を達成すると想定している。市場予想は売上高370億ドルとなっている。 ビザ(V)は火曜日に通期成長率見通しを引き上げ、予想を上回る第2四半期決算を発表した。
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