ドイツ銀行は金曜日のレポートで、現在のマクロ経済環境はオフプライス小売業界に恩恵をもたらしている可能性が高いと述べた。消費者のコスト意識の高まりが、第1四半期の既存店売上高成長率の見通しを押し上げているという。 同証券会社は、景気減速期に成長する傾向にあるディスカウント小売業に対して引き続き強気の見方を示している。さらに、マーチャンダイジング施策や新規出店も売上成長の勢いを維持するのに役立つだろうとレポートは指摘している。 「オフプライス小売業に対するセンチメントは依然として良好で、(2026年第1四半期の)既存店売上高の見通しも高い」と、ドイツ銀行のアナリスト、クリスティーナ・カタイ氏は述べている。「これは、米国の景気刺激策とコスト意識の高まりによる追い風に加え、企業独自の既存店売上高向上策や比較対象の比較が容易であることなどが要因となっている」。 ミシガン大学が今月初めに発表した予備調査によると、中東紛争に関連したコスト圧力により、米国の消費者信頼感は5月に過去最低水準にまで低下した。ワシントンとイラン間の脆弱な停戦は維持されているようだが、両国は和平合意の枠組みをまだ最終決定していない。 証券会社は、ロス・ストアーズ(ROST)の既存店売上高が10%台前半、バーリントン・ストアーズ(BURL)が7~8%、TJX(TJX)傘下のマーマックスが5~6%増加すると予想している。 ドイツ銀行は、売上高の好調と平均店舗売上高の伸びにより、オフプライス小売業者は輸送費の増加圧力を吸収できる立場にあるが、現在の勢いが景気刺激策によるものなのか、それとも他の持続的なトレンドによるものなのかは不明だと述べている。 「とはいえ、ここ数週間の消費減速への懸念から、(第2四半期の)開始時点でグループ全体の評価は大幅に下方修正されており、これは買いの好機だと考えている」とカタイ氏は述べた。 カタイ氏によると、ロス・ストアーズとTJXは、取引件数の増加により、予想を上回る可能性が最も高いという。ドイツ銀行はバーリントン・ストアーズの株式保有について引き続き「様子見」の姿勢を維持している。 ロス・ストアーズ、TJX、そしてバーリントン・ストアーズは、5月下旬に第1四半期決算を発表する予定だ。
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