マクドナルド(MCD)の米国既存店売上高は、マクロ経済の低迷を背景に、第2四半期に過去最低水準に達した可能性が高いと、ドイツ銀行は木曜日に電子メールで送付したレポートで述べた。 イラン核戦争後、原油価格とガソリン価格が高騰し、消費者心理を圧迫した。米国とイランが協議を行い、6月に覚書に合意したことで、エネルギー価格は下落した。 全米レストラン協会は先月、5月の飲食店の売上高(インフレ調整後)が前年同月比で減少したと発表した。 ドイツ銀行は、マクドナルドの米国既存店売上高は第2四半期に底を打ったとみられると述べた。 「マクドナルドに対する市場センチメントは、米国市場の勢い、店舗数の伸び、フリーキャッシュフローへの懸念から、概ねネガティブな傾向にある。マクドナルドは新たな店舗改装サイクルに差し掛かっている」と、ドイツ銀行のアナリスト、ローレン・シルバーマン氏は述べた。 シルバーマン氏によると、経済環境の改善に伴い、特に低所得者層を中心に、米国の既存店売上高は回復する見込みであり、マーケティングやバリュー提供に関するその他の企業施策も成果を上げているという。 マクドナルドの株価は年初来約9.6%下落している。 シルバーマン氏は、マクドナルドの海外事業は比較的安定した推移を見せており、これが第2四半期の海外直営店既存店売上高の上昇要因となる可能性があると指摘した。 「この強力なグローバル企業とディフェンシブなビジネスモデルには、すでに多くのネガティブな要素が織り込まれていると考えており、既存店売上高の改善の兆しが見られれば、市場心理(および株価)は改善するはずだ」とシルバーマン氏は付け加えた。 マクドナルドは今年初め、厳しい環境にもかかわらず、第1四半期の業績が予想を上回り、既存店売上高はウォール街の予想を上回ったと発表した。 ドイツ銀行はマクドナルド株に「買い」の投資判断と325ドルの目標株価を設定している。
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