独立価格規制審判所(IPART)が2028年度からオーストラリア証券取引所(AEX)の取引手数料を20%削減する案を提示したことを受け、ペクサ・グループ(ASX:PXA)は大幅な収益減に直面すると予想され、これを受けてジェフリーズは7月3日付のレポートで、同社の業績予想と企業価値評価の前提を引き下げたと指摘した。 ペクサ・グループは、この提案案に強く反対し、事業への影響を緩和するため、手数料削減は4年間かけて段階的に実施されるよう働きかけると表明した。IPARTは8月14日まで関係者からの意見を受け付け、7月21日に公聴会を開催し、9月末までに最終決定を下す予定だ。 ジェフリーズは、提案された価格変更により、AEXの手数料は2028年度から年間約3.3%削減され、利益率は2033年度までに約55%から42%に低下すると予想している。ただし、2027年度からのコスト削減により、その影響は部分的に相殺される見込みだ。 調査会社は、ジョー・ペッパー英国CEOの退任と、7月1日付でクリスタル・コシック氏とサイモン・ライト氏が共同CEOに就任したことを受け、同社の英国事業の業績予想を引き下げた。 また、オーストラリア事業の収益低迷が、今後の資本配分における同社の柔軟性を制限する可能性があると警告した。 ジェフリーズは、英国事業の割引キャッシュフロー評価額は据え置いたものの、2028年度と2029年度の税引後・償却後純利益予想をそれぞれ21%と33%引き下げた。 ジェフリーズは、ペクサ・グループの投資判断を「ホールド」に据え置いた一方、目標株価を13.60豪ドルから9.30豪ドルに引き下げた。 ペクサ・グループの株価は、直近の月曜日の取引で2%上昇したが、一時は史上最安値を更新した。
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HKG:2611SHA:601211