-- 米上院議員2名は金曜日、米商品先物取引委員会(CFTC)に対し、トランプ大統領が3月と4月にそれぞれ中東情勢に関する最新情報を発表する直前に、原油先物市場で不審な取引が行われたとの調査を要請した。 両議員はCFTCのマイケル・S・セリグ委員長宛ての書簡で、2026年3月23日と4月7日の2つの主要政策声明の直前に、大規模かつタイミングの良い投機が行われたと指摘し、これは非公開の政府情報の不正利用を示唆している可能性があると述べた。 両議員は書簡の中で、「このパターンは、重要な非公開の政府情報が繰り返し不正利用されているのか、また、政府内外の個人がどの程度その情報に基づいて行動しているのかについて、深刻な疑問を投げかける」と述べている。 書簡によると、トレーダーらは4月7日、トランプ大統領がイランとの2週間の停戦を発表する数時間前に、原油価格の下落に約9億5000万ドルを投じた。この発表を受けて原油価格は約15%急落した。議員らは、トランプ大統領が戦争の緊張緩和に向けた協議を発表する直前の3月23日に原油先物取引量が急増したと指摘した。この発表は原油価格の下落と株価指数の上昇を招いた。 ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)では、匿名のトレーダーらが発表の数分前に5億ドル相当の「原油投機」を行ったと報じられている、と書簡は述べている。 「発表前に価格変動を説明できるような報道は一切なかった」と上院議員らは指摘した。 議員らはまた、政権の重要な決定を前にした市場活動の広範なパターンについても言及した。 書簡は、ロイターの調査を引用し、株式オプションや予測市場において、トレーダーらが政策発表前に利益を得ていたと思われる事例が他にもあったことを指摘した。 さらに、2025年4月の関税停止発表に関連した利益、ベネズエラの政治情勢や今年初めに行われたイランに対する米軍の軍事行動の可能性に関する投機についても言及した。 上院議員らは、商品先物取引委員会(CFTC)の執行部が3月と4月の原油取引について調査を開始したかどうか、開始していない場合はその理由を質問した。また、議員らは、異常な取引パターンを検出するための同委員会の監視メカニズムと取引所との連携についても詳細を求めた。
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