モルガン・スタンレーは月曜日、エンタープライズ向けOEM(相手先ブランド製造業者)の決算見通しレポートの中で、デル・テクノロジーズ(DELL)、HP(HPQ)、ネットアップ(NTAP)は、決算発表前の買い期待と株価水準の上昇により、最も厳しい決算環境に直面している一方、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は最も魅力的な決算環境にあると述べた。 同社は、デル、HP、ネットアップ、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ、エバーピュア(P)の7月期決算で、売上高と1株当たり利益(EPS)が市場予想を上回ると予想している。 同証券会社は、ヒューレット・パッカード・エンタープライズの株価水準が割安であり、ネットワーク事業の好調が見込まれることから、オーバーウェイトの投資判断を維持しつつ、決算発表後も買い推奨を続けるとしている。また、デルについては、2027年度のEPS上昇幅が大きいことから、イコールウェイトの投資判断をやや強気としている。 モルガン・スタンレーは、オーバーウェイトのエバーピュア株については決算発表前に買いを入れるつもりはないものの、9月23日のアナリストデーを前に決算発表後の株価下落があれば買いを入れるとしている。また、イコールウェイトのネットアップ株については、予想を上回り上方修正したとしても株価のピークを支える可能性は低いとして、やや慎重な姿勢を維持している。さらに、アンダーウェイトのHP株については、株価が過去最高水準に達しているにもかかわらず、パソコンとプリンターのトレンドが悪化していることから、決算発表に向けて最も慎重な姿勢をとっていると、レポートは付け加えた。 デルについては、第2四半期の好調な決算と、第3四半期および2027年度の業績見通しの大幅な上方修正を予想している。従来のインフラストラクチャとAIサーバーの両分野における成長が、第2四半期の売上高とEPS予想をそれぞれ470億ドルと5.45ドルに押し上げ、市場コンセンサスを上回ると、レポートは述べている。 証券会社は、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HP)の第3四半期決算について引き続き非常に強気の見方を示しており、前回の決算予想を上回る業績と上方修正を予想している。前四半期からの最も顕著な変化は、サーバーとネットワークの両事業における業績の伸び幅が拡大したことだと、レポートは指摘している。 HPの決算発表は、おそらく最も難しい局面となるだろう。予想を上回る第3四半期決算は既に株価に織り込まれており、議論は第4四半期と2027年度の業績見通しの悪化へと移る可能性が高いと、レポートは付け加えている。
Price: $435.89, Change: $-6.19, Percent Change: -1.40%