フィッチ・レーティングスは、ソフトバンクグループ (TYO:9984) に対し、世界最大級かつ最も急成長を遂げている投資持株会社の一つとしての地位を評価し、初の長期発行体デフォルト格付け(LDI)であるBB+を付与した。
この格付けは、ソフトバンクの堅実な投資実績、多様な資金調達手段、そして10年以上にわたるローン・トゥ・バリュー(LTV)、純資産価値(NAV)、流動性指標の管理における規律を反映している。
しかしながら、フィッチが金曜日に発表した格付け解説によると、この格付けは、ソフトバンクの高いリスク許容度、AI関連銘柄への集中投資、そして景気循環を通じた投資パフォーマンスのばらつきによって制約されている。
ポートフォリオの信用力は「bb」と評価されている。これは、ソフトバンク・ビジョン・ファンドのOpenAIへの多額の投資と、よりリスクの高い投資への意欲が重荷となっているためだが、OpenAIのIPOが実現すれば、資金調達基盤は強化される可能性がある。
フィッチは、資産の現金化や新規株式公開(IPO)がないことを前提として、債務による契約投資を主因として、2027年3月末までに総ローン・トゥ・バリュー比率(LTV)が約31%、純ローン・トゥ・バリュー比率が約28%に上昇すると予測している。
しかしながら、フィッチは、ソフトバンクが強力な資本市場へのアクセスと現金化可能な上場証券の大規模なポートフォリオを背景に、財務方針から逸脱することはないと見込んでいる。