コールズ(KSS)は、関税還付金による業績見通しを引き上げたものの、厳しい経営環境を背景に、今年の売上高は引き続き低迷すると予想している。 同百貨店チェーンは、2026年度の純売上高および既存店売上高を前年比横ばいから1.5%減と見込んでおり、以前の2%減という予想から下方修正した。アナリストは、今年の既存店売上高は0.3%減と予想している。 ファクトセットの議事録によると、マイケル・ベンダー最高経営責任者(CEO)は決算説明会で、「当社は厳しいマクロ経済環境の中で事業を展開しており、顧客はガソリンや食料品といった日々の支出におけるインフレによる継続的な経済的圧力に直面している。また、日々の優先順位も変化する可能性がある」と述べた。「そして、残りの期間を見据えると、この経済状況は継続すると予想している」と付け加えた。 通期調整後利益は、従来の1株当たり1.60ドルから1.80ドルから2.40ドルに上方修正された。ファクトセットが調査したアナリストは、1株当たり利益(EPS)を1.45ドルと予想している。 最高財務責任者(CFO)のジル・ティム氏はアナリストに対し、修正後の業績見通しには約0.65ドルの関税還付効果が含まれていると述べた。同社は第2四半期に約1億5000万ドルの関税還付を受け、これによりコールズは「さらに財務上の柔軟性を高めた」とティム氏は語った。 同社の株価は水曜日の取引で2.3%上昇したが、年初来では11%下落している。 8月1日に終了した第2四半期において、コールズの調整後EPSは前年同期の0.56ドルから1.28ドルに上昇し、市場予想の0.58ドルを上回った。純売上高は前年同期比0.9%減の33億1800万ドルとなり、アナリスト予想平均の33億2300万ドルを下回った。既存店売上高も0.9%減となり、アナリスト予想の0.6%減を上回った。 8月上旬、UBS証券は、第2四半期の好調な業績を受けて、コールズが通期EPS見通しを「若干」引き上げると予想した。 メイシーズ(M)は、百貨店運営会社である同社の第1四半期決算が前年同期比で予想外に増加したことを受け、6月に通期見通しを引き上げた。オフプライス小売業者のTJX(TJX)は先週、2027年度の業績見通しを引き上げる一方、既存店売上高成長率の予測は据え置いた。
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