クアルコム(QCOM)は投資家向け説明会で予想を上回るデータセンター戦略を発表したが、競争激化と顧客調達をめぐる不確実性が依然として主要な懸念事項であると、RBCキャピタル・マーケッツは木曜日のレポートで指摘した。 アナリストによると、経営陣は2027年度のデータセンター売上高目標を50億ドル、2029年度には150億ドルに設定した。また、大手ハイパースケーラー顧客とのカスタムシリコン受注2件についても言及し、それぞれ2027年度の売上高に10億ドル以上貢献すると見込んでいる。 レポートによると、経営陣は今後5~10年で、1兆ドル規模のデータセンター市場全体の5%以上のシェア獲得を目指している。 さらに、経営陣は2029年度の売上高目標を従来の220億ドルから400億ドルに引き上げた。これは自動車分野からの100億ドル、IoT分野からの140億ドル以上、そしてデータセンター分野からの150億ドルが主な要因であると、アナリストは付け加えた。 一方、アナリストらは、経営陣が2029年度までに非GAAPベースの1株当たり利益(EPS)を18ドル以上に引き上げることを目標としており、今後5~7年間で年間売上高が1,000億ドルを超える可能性があると見ていると指摘した。また、2026年度のEPS予想を10.77ドルから10.85ドルに、2027年度のEPS予想を10.42ドルから11.61ドルにそれぞれ引き上げた。 アナリストらは、「一方で、競争は依然として激しく、多数の供給契約が存在する中で、ハイパースケーラー顧客がASIC/CPUの調達をどのように優先するかは不透明だ」と述べている。 RBCはクアルコムの目標株価を175ドルから250ドルに引き上げ、投資判断を「セクター・パフォーム」とした。
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