オートゾーン(AZO)の第4四半期決算は、原油価格の高騰が需要を圧迫するため、苦戦を強いられる可能性が高いと、オッペンハイマー証券は金曜日の顧客向けレポートで指摘し、同社の業績予想を引き下げた。 同証券は、オートゾーンの第4四半期の一株当たり利益(EPS)予想を53.84ドルから51.21ドルに下方修正した。また、既存店売上高についても、従来の2~4%増から横ばい~2%増に下方修正した。ファクトセットのアナリスト予想コンセンサスは、EPSが54.08ドル、既存店売上高成長率が3.8%となっている。 オートゾーンは火曜日に四半期決算を発表する予定だ。 オッペンハイマー証券は、オートゾーンの戦略的投資とその投資がさらなる市場シェア拡大を支える可能性について、引き続き期待を寄せている。しかし、証券会社は、最近の原油価格の高騰が、既に厳しいマクロ経済情勢をさらに悪化させ、DIY需要への圧力を強めていると見ている。 中東情勢の緊迫化を背景に原油価格は急騰し、米国のディーゼル価格も過去最高値を記録した。指標となるWTI原油とブレント原油の価格は、過去2ヶ月連続で上昇した後、今月に入ってからそれぞれ約19%と14%上昇している。 先週発表されたミシガン大学の調査速報値によると、9月の米国の消費者信頼感は低下し、インフレ期待は上昇した。連邦準備制度理事会(FRB)は水曜日、2023年以来初めて主要政策金利を引き上げた。これは、根強いインフレを抑制するための金融引き締めサイクルの始まりと広く見られている。 オッペンハイマーは、オートゾーン株の目標株価を4,300ドルから3,500ドルに引き下げたものの、投資判断は「アウトパフォーム」を維持した。オートゾーンの株価は今年に入ってから16%下落している。 「オートゾーンの株価は歴史的に見て割安な水準にあるため、景気循環的なファンダメンタルズの軟調が続く中で、株価を支える要因となるだろう」とレポートは述べている。「長期的な視点を持つ投資家は、AZO株の下落局面を買いの好機と捉えるべきである」。 先月、オートゾーンの競合であるアドバンス・オート・パーツ(AAP)は、DIYチャネルの低迷により第2四半期の既存店売上高が予想外に減少したにもかかわらず、通期業績見通しを引き上げた。7月には、オライリー・オートモーティブ(ORLY)も、予想を上回る第2四半期の既存店売上高の伸びを報告し、通期業績見通しを引き上げた。
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