オッペンハイマー証券は木曜日、Salesforce(CRM)は、堅調なAgentforceの導入・利用動向を背景に、第2四半期決算発表に向けて好調な状況にあると指摘した。 同証券会社は、Salesforceが8月26日に発表する第2四半期決算で、1株当たり利益3.26ドル、売上高約113億1000万ドルを計上すると予想している。ウォール街のアナリスト予想は、それぞれ3.27ドルと113億3000万ドルとなっている。 オッペンハイマー証券のアナリスト、ブライアン・シュワルツ氏とイダン・ガトキンド氏は顧客向けレポートの中で、「パートナーチェックに基づくAgentforceとデータクラウドの新規顧客獲得数(年間経常収益)が好調であること、そして(第2四半期の)市場コンセンサス予想(低いハードル)を上回る可能性が高いことから、当社の予想には自信を持っている」と述べている。 証券会社は、現場調査の結果、Agentforceの活発な活動と連邦政府向けビジネスは好調であるものの、販売サイクルの長期化、下半期の情報技術予算制約の懸念、中小企業の導入の鈍化といった要因が相殺し合っていると指摘した。 「Agentforceは既存顧客とパートナーエコシステム全体で認知度が高まっており、早期導入企業による利用も増加している」とシュワルツ氏とガットキンド氏は述べている。「Agentforceのサイクルは、広範なテスト段階から投資対効果の検証段階へと移行しており、取引規模は拡大しているものの、Agentforce導入企業が大規模な本番環境レベルへの展開を加速させるペースは鈍化している」。 Agentforceは、タスクの自動化を目的としたSalesforceのAI搭載エージェントプラットフォームである。 オッペンハイマーによると、Salesforceの第2四半期の業績見通しである14%の残存履行義務成長率は「達成可能」とみられる。 「経営陣が(第3四半期の)CRPO成長率を13~14%と予測すれば、(2027年下半期に)予想される収益再加速シナリオを裏付けるものとなり、来月のDreamforceカンファレンスでの投資家向け説明会を前に、株価収益率(PER)の上昇につながる可能性もある」とアナリストは述べた。 同証券会社はSalesforce株の投資判断を「アウトパフォーム」に据え置き、目標株価を250ドルとした。 同社の株価は木曜午後の取引終盤で0.5%上昇した。年初来では22%下落している。 先週、UBS証券は、顧客のソフトウェア支出に関する反応がまちまちであることから、Salesforceは下半期の収益加速に対する期待を抑える可能性があると指摘していた。
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