エア・プロダクツ・アンド・ケミカルズ(APD)は火曜日、ルイジアナ州のクリーンエネルギー複合施設から撤退し、最大29億ドルの税引前費用を計上するとともに、ヤラ・インターナショナルとの再生可能アンモニア契約を進めると発表した。 エア・プロダクツは、期待収益が投資基準を満たさなくなったと判断し、ルイジアナ州のプロジェクト開発を中止することを決定した。 同社は、この決定はルイジアナ州における事業全体に影響を与えないとしている。ルイジアナ州では、18の工業用ガス施設と、米国メキシコ湾岸沿いの製油所に水素を供給する世界最大のパイプラインネットワークを運営している。 同社は、第3四半期に最大29億ドル(税引後約22億ドル相当)の税引前費用を計上する見込みだ。費用の大部分は、資産減損と契約解除に伴う費用となる。 エア・プロダクツはまた、アリゾナ州カサグランデに建設予定だったゼロカーボン液体水素プラントの建設と、いくつかの小規模なクリーンエネルギー流通事業も中止することを決定した。 同社は、事業見通しの悪化、プロジェクトの経済性、そして水素をモビリティ分野に導入する動きの鈍さを、今回の決定の主な要因として挙げた。 同社は、既存または将来のプロジェクトに可能な限り設備やその他の資産を再配分するとともに、現在の商業契約に基づく負債を削減する計画だ。同社は、第3四半期決算発表時に財務の詳細を公表するとしている。 エア・プロダクツは、サウジアラビアのNEOMグリーン水素プロジェクトで生産される再生可能アンモニアに関するヤラ・インターナショナルとのマーケティング・販売契約を締結したと付け加えた。 ルイジアナ州のプロジェクトに関する今回の決定は、ヤラとの契約には影響しない。この契約に基づき、ヤラはグローバルな物流・販売ネットワークを活用し、NEOMプロジェクトで生産される再生可能アンモニアを世界中の顧客に販売する予定だとエア・プロダクツは述べている。
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