UBS証券は、アドビ(ADBE)の第3四半期決算は、同社のソフトウェア事業がAI時代においても堅調さを示しているとの見方を強めたものの、株価のさらなる再評価を促すほどの好材料はなかったと指摘した。 同投資会社は木曜日のレポートで、今回の決算は、AI技術の移行期においてSaaS/アプリ事業が堅調さを示しているとの見方を裏付けるものだと述べた。 同社は2027年度の年間経常収益(ARR)成長率見通しを10%に据え置いた。これは、AIが同社の事業に大きな混乱をもたらしていないことを示唆しており、これは多くのアプリケーションソフトウェア企業と同様の傾向である。EPS(1株当たり利益)も堅調で、第4四半期のガイダンスはUBSの予想をわずかに上回った。 しかし、クリエイティブ事業の売上高成長は弱く、前期比で伸びがほとんど、あるいは全く見られなかったことから、価格上昇による効果が薄れつつある可能性が示唆された。価格変動とAI利用の増加も利益率に影響を与えている可能性があると、同レポートは指摘している。 UBSは、同業他社の再評価を理由に、アドビ株の投資判断を「中立」に据え置き、目標株価を225ドルから255ドルに引き上げた。 アドビ株は金曜日の取引で2.2%上昇した。
Price: $254.44, Change: $+5.60, Percent Change: +2.25%