-- マレーシアのパーム油先物価格は水曜日、トレーダーの利益確定売りと原油価格の下落を受けて、約4週間ぶりの高値から下落した。しかし、マレーシアが6月にバイオ燃料の混合比率を15%に引き上げる計画を発表したことが、価格を支える要因となった。 ブルサ・マレーシア・デリバティブズ(BMD)の6月限パーム油先物価格は、1.13%下落し、1トン当たり4,628マレーシアリンギット(1,171.35米ドル)となった。7月限先物価格は、正午の取引で1.10%下落し、1トン当たり4,658リンギットとなった。 第1四半期の季節的な低迷の後、4月は輸出が減少、生産量が増加するとの見通しも価格の重荷となった。貨物調査会社は、4月1日から25日までのマレーシアからの出荷量が前月比で15.7%から16.8%減少すると予測している。 パーム油価格の高騰により、最大の輸入国であるインドからの購入量が減少したことも、輸出減少傾向の一因となった。ロイター通信がディーラー筋から得た情報によると、インドのパーム油輸入量は4月に前月比27%減の50万5000トンとなり、1年ぶりの低水準となった。 パーム油の競争力低下に伴い、競合する食用油の購入が増加した。ディーラー筋の推計によると、インドの4月のダイズ油輸入量は前月比24%増の35万5000トン、ヒマワリ油輸入量は2倍以上に増加し、22カ月ぶりの高水準となる43万5000トンに達した。 マレーシアリンギットが米ドルに対して0.3%上昇したことで、輸出コストが上昇し、マレーシア産貨物の魅力がさらに低下する可能性がある。 しかしながら、マレーシア政府が6月からB15プログラムを開始するため、国内需要は増加すると見込まれている。業界団体によると、この措置により、現在のB10パーム油需要に年間30万トンが上乗せされる可能性がある。 「4月の生産量は増加すると予想されるが、国内消費の伸びが見込まれるため、在庫積み増しは限定的となるだろう」と、価格情報機関MySteelは述べている。 インドネシアでも輸出が減速しており、3月の輸出量は前年同月の200万トンに対し131万トンに減少、第1四半期の輸出量も前年同期比で535万トンから585万トンに減少したと、統計局のデータが示している。 同様に、政府がB40パーム油の義務化基準をB50に引き上げるのに伴い、7月から国内消費が増加する見込みだ。マレーシアの業界団体は、これによりインドネシアの年間国内パーム油需要が300万トン増加する可能性があると述べている。
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