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生活費高騰の中、日本の小売売上高は予想を上回った。

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-- 経済産業省が木曜日に発表したデータによると、3月の日本の小売売上高は、政府の支援と堅調な消費者需要に支えられ、回復した。しかし、物価上昇と世界的な緊張の高まりが今後の見通しに暗い影を落としている。 経済産業省によると、小売売上高は前年同月比1.7%増の14兆3000億円となり、2月の0.1%減から回復し、市場予想の0.8%増を上回った。月次ベースでは、2.0%減の後、1.3%増となり、消費が勢いを取り戻したことを示唆している。 食料品と外食関連の支出は小幅に増加し、エネルギー価格の不安定さから燃料販売が大幅に減少した分を相殺した。商業部門の売上高は3.2%増、卸売部門は3.7%増と、幅広い分野で堅調な動きを示し、各セクターにおける根強い需要を示唆している。 しかし、消費者の心理は慎重な方向へと傾きつつある。政府の調査によると、4月の消費者信頼感は再び低下し、多くの世帯が今後1年間は物価上昇が続くと予想している。損保科学研究所プラスのエコノミスト、小池正人氏は、「原油価格の上昇と供給制約は、生産を圧迫すると同時にインフレ率を押し上げる可能性が高い」と述べた。 こうした圧力は生産面でより顕著に表れている。鉱工業生産は前月比0.5%減となり、2ヶ月連続の減少で、増加予想を下回った。減少を主導したのは化学製品と石油関連製品で、中東情勢の緊迫化に伴う供給途絶と原材料費の高騰が影響を及ぼし始めている。ポリエチレンやポリプロピレンといった主要原材料の生産量は特に大幅に減少した。 製造業者は4月も生産量の減少を予想しており、低迷が続く可能性を示唆している。

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