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中東戦争の影響でエルメスの株価が急落、第1四半期の売上が落ち込む

-- エルメス・インターナショナル(RMS.PA)の第1四半期売上高は、為替変動による2億9000万ユーロの損失と、中東情勢の悪化に伴う観光客減少の影響で、市場予想を下回った。 パリ市場では、水曜日の正午時点で株価が9%以上下落した。 フランスの高級ブランドグループであるエルメスの3月31日までの3ヶ月間の売上高は、報告ベースで前年同期比1.4%減の40億7000万ユーロとなり、Visible Alphaのコンセンサス予想である41億6000万ユーロを下回った。しかし、為替変動の影響を除いた実質ベースでは、売上高は5.6%増加したと、同社は同日発表した決算報告書で明らかにした。 地域別に見ると、為替変動の影響を除いた実質ベースでは、フランスを除く欧州の売上高は9.7%増加し、米州地域と日本を除くアジア太平洋地域はそれぞれ17.2%増、2.2%増となった。日本は売上高が9.6%増加した一方、中東とフランスは戦争の影響による観光客減少を受け、それぞれ5.9%減、2.8%減となった。 エルメスは、時計部門が3.7%減となった以外は、為替変動の影響を除けば全事業部門で売上高が伸びた。香水・化粧品部門とプレタポルテ・アクセサリー部門は横ばいの売上を記録した。 「エルメスの2026年第1四半期の売上高は41億ユーロ(オーガニック成長率+5.6%)で、市場予想(+7.1%)を2%下回ったものの、RBCの予想(+5.9%)とはほぼ一致した。予想を上回る米州とフランスを除く欧州の好調は、フランス(観光客減少)とアジア太平洋地域の不振によって相殺された」と、RBCキャピタル・マーケッツのアナリストは速報で述べた。「予想を下方修正し、発表前の株価も比較的軟調だったにもかかわらず、今回の業績は一部で失望を招く可能性がある」。今後の見通しとして、エルメスは、世界的な経済、地政学、金融情勢の不確実性にもかかわらず、中期的に為替レート一定ベースでの売上高成長を達成するという目標を改めて表明した。

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