-- インドネシア中央統計局は火曜日、政府支出の押し上げもあり、インドネシアの国内総生産(GDP)が第1四半期に前年同期比5.61%増加したと発表した。 東南アジア最大の経済大国であるインドネシアは、2022年以来最大の年間成長率を記録したが、一部の専門家は、政府が支出を抑制し、エネルギー料金の高騰が企業や消費者の負担となるため、今後数シーズンは成長が鈍化する可能性があると警告している。 第1四半期の政府支出は前年同期比21.8%増加した。これは、ジャカルタ政府が家計消費を刺激するため、無料給食制度や村落協同組合への資金提供など、主要な社会福祉プログラムを強化したためである。 政府はまた、多くの企業が休業するラマダン(断食月)とイード・アル=フィトル(断食明けの祭り)の期間中の支出を支援するため、第1四半期に積極的な支出を行った。 マレーシア最大の銀行であるメイバンク(Malayan Banking Berhad)のエコノミストらは、課題はあるものの、インドネシア経済は2026年通年で比較的堅調な5%の成長を遂げる可能性があると述べた。 シンガポールを拠点とするビジネス・タイムズ紙によると、メイバンクのアナリスト、ブライアン・リー氏とハク・ビン・チュア氏は、国際貿易におけるコスト圧力により輸出が阻害されるため、インドネシア経済の成長に対する逆風は第2四半期に強まる可能性が高いと指摘した。 アナリストらは、燃料価格の高騰とインドネシア通貨ルピアの下落により、今後輸入額が増加する可能性が高いと付け加えた。 また、インドネシア政府が持続不可能な支出を行っているとの懸念もある。 ビジネス・タイムズ紙は、「インドネシア大学のマクロ経済・金融・政治経済研究グループのエコノミストチームは、政府が全国的な無料給食制度を含む財政的に負担の大きい主要政策を継続的に実施していると指摘した」と報じた。 財政支出と政府借入に対する懸念は金融市場を動揺させており、格付け機関のムーディーズとS&Pグローバル・レーティングスからの否定的なコメントもその一因となっていると、ビジネス・タイムズ紙は報じた。 4月中旬、S&Pグローバルはインドネシア国債に「BBB/A-2」の格付けを付与した。BBB-は「投資適格」国債の最低格付けである。 インドネシアの国家債務水準が上昇し続ければ、BBB格付けは引き下げられる可能性があると、S&Pグローバルは述べている。
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