-- 第一三共(東証:4568)は、3月31日締めの通期における親会社株主に帰属する当期純利益の予想を、従来の17億円から25億円に上方修正した。
同社は現在、1株当たり利益を従来の予想である70.16円から103.26円に上方修正する見通しであり、売上高の予想も353億円から358億円へとわずかに引き上げられた。
この上方修正は、主に、同社が当初想定していた1米ドル=151円という為替レートに比べ円安が進んだことに起因しており、その結果、外貨建ての資産および負債において多額の為替差益が生じた。
通期では、同社は営業外収益として為替差益6億900万円を計上したが、これは貸倒引当金2億2700万円およびデリバティブ評価損3億100万円によって一部相殺された。
こうしたマイナス要因があるにもかかわらず、同社は経常利益が従来の予想を大幅に上回ると見込んでおり、期末配当の予想については変更はない。