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中東紛争により、米国は第二次世界大戦後初めて原油純輸出国に近づくことがデータで示された。

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-- 米エネルギー情報局(EIA)が水曜日に発表したデータによると、中東紛争の継続を受け、先週の米国の原油輸出量は急増し、第二次世界大戦後初めて純輸出国となる寸前まで迫った。 この期間の原油輸出量は日量520万バレルと7カ月ぶりの高水準に達した一方、輸入量は前週比で日量100万バレル以上減少し、日量530万バレルとなった。 結果として、原油の純輸入量、すなわち輸入量と輸出量の差は、過去最低の日量6万6000バレルにまで落ち込んだ。 年間データに基づくと、米国が最後に原油の純輸出国となったのは1943年である。 米イラン紛争により中東からの原油供給が途絶えたため、アジアや欧州の製油所が他の地域に供給源を移したことで、米国産原油の需要は近年急増している。 「予想通り、米国の原油輸出量は週次データで急増しており、アジアにおけるウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油の需要が旺盛だ」と、スパルタ・コモディティーズの調査責任者、ニール・クロスビー氏は述べた。 ロイター通信によると、3月にブレント原油価格がWTI原油価格に対して1バレルあたり20ドル以上も高騰したことで、米国産原油の魅力が高まったという。 ロイター通信が引用したKplerの船舶追跡データによると、先週の米国産原油輸出量の約37%がアジア向けで、前年の30%から増加しており、日本と韓国が最大の買い手となっている。 約47%は欧州向けで、主にオランダ、フランス、ドイツに向けられたと報じられている。 クロスビー氏は、米国産原油は世界中の製油所で需要が高まっているものの、「米国産原油価格はいずれ、おそらく急速に、在庫を守るために上昇するだろう」と述べた。 さらに、ロイターが引用したアナリストやトレーダーによると、パイプラインの輸送能力の限界と船舶の供給状況から、米国の原油輸出量は日量約600万バレルという最大能力に達し、間もなく横ばいになる可能性がある。 Kplerのアナリスト、マット・スミス氏は、4月の米国の原油輸出量は平均で日量約520万バレルになるとの見通しを示したと報じられている。は、輸出能力と予測に関する詳細情報を求めて、米エネルギー情報局(EIA)に問い合わせた。

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