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イランと米国間の協議が予定通り行われなかったことを受け、原油価格が上昇。

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-- パキスタンで週末に予定されていた米国とイランの協議が中止となったことを受け、月曜早朝、原油価格は上昇した。しかし、イランが核開発計画の継続と米国による港湾封鎖解除の見返りとしてホルムズ海峡の再開を提案したことで、価格は前日の高値から下落した。 6月渡しのWTI原油は、一時97.10ドルまで上昇した後、直近では1.36ドル高の95.76ドルで取引されている。一方、6月渡しのブレント原油は1.44ドル高の106.77ドルとなっている。 イランは、2月28日に米国とイスラエルがイランを攻撃したことを受け、ホルムズ海峡を封鎖した。ホルムズ海峡は、ペルシャ湾岸諸国が供給する世界の原油需要の20%を占める要衝であり、その封鎖は史上最大の供給ショックを引き起こし、戦争開始以来、原油価格を41%押し上げている。 週末にイスラマバードで開催予定だった協議は、交渉担当者が現れなかったため中止となった。しかし、戦争が3ヶ月目に突入する中、停戦は維持された。 「市場の報道では協議の進展が示唆されているにもかかわらず、イスラマバードでの直接交渉は実現しなかった。どちらの側も、真剣な譲歩をするだけのプレッシャーを感じていないようだ。ホワイトハウスは8週間にわたり、『間もなく終結する』というメッセージを巧みに利用し、期近価格の上昇を抑え込んできた」と、RBCキャピタル・マーケッツのグローバル商品戦略・中東・北アフリカ地域調査責任者、ヘリマ・クロフト氏は述べている。 ガーディアン紙は月曜日、イランが米国の海上封鎖解除と引き換えに、海峡封鎖を解除する提案をしていると報じた。ただし、トランプ米大統領が戦争終結の主要条件としている核開発計画に関する懸念には触れていない。同紙によると、この提案はパキスタンから米国に伝えられたという。

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